舞台「ハリー・ポッター呪いの子」公演が2022年6月16日から東京・赤坂ACTシアターで開幕しました。
今回、ロングラン公演ということもあり出演者の方々が日によっては変わっていきます。
主役・ハリーポッターには、石丸幹二さん、向井理さん、藤原竜也さんの3名。
こちらでは、向井理さん演じるハリー・ポッターを実際に観覧してきた感想をレビューさせていただきたいと思います。
舞台ハリー・ポッター呪いの子が開幕!
2022年6月16日より、舞台「ハリー・ポッター呪いの子」の公演が始まりました。
今回、主演ハリー役は3名で石丸幹二さん、向井理さん、藤原竜也さん。
チケットの販売も最初の頃は抽選となっていたようでしたが、現在はロングラン公演も決定したことで2023年5月までのチケットが購入可能になっています。
いざ、行くとなると、どの方の公演に行こうかと迷っていたのですが、東京在住の親戚から「向井理さん」公演日のチケットが取れたとの連絡があり、向井理さんの回に行くことになりました。
舞台「ハリー・ポッター呪いの子」向井理はハリー役をオーディションで獲得していた!
実は今回、日本で行われている舞台「ハリー・ポッター呪いの子」はオーディションがありました。
そのことは、4月19日に放送されたTBSラジオ「アカデミーナイト」において向井理さん自身が語っていました。
司会のノンスタイル井上が向井理さんに質問。
井上「向井さんもオーディションを受けられたってことですか?」
向井「久しぶりに受けました」
と回答。
あの向井理さんがオーディション!?
これには私も大変驚きましたし、他のキャストの方々もそのようでした。
続けて向井理さんはこのように語っていました。
「海外の方からすると僕のことなど誰もしらないですし、新鮮だった。
オーディションする側からしたら、初めて見る俳優をオーディションする訳で、僕も新鮮な気持ちで新人の気持ちでやれました」
さらに、日本と海外の演出の違いにも語られています。
海外ではジャスチャーとかボディランゲージが多いように思いますが、あまりそういいうことは気にせず、日本でやる以上は日本人としてやること。
またセリフにおいても「こういう風な関係性で演じてくれ」といった演出を依頼されることが多かったといいます。
日本の有名な役者の方でも、このようにオーディションを受けられていることに驚きました。
そして、向井理さん自身、これまで指導を受けたことのない演出に楽しく新鮮な気持ちでやることができたと語っていたのが印象的でした。
では、向井理さんも受けた日本での舞台・ハリーポッターのオーディションはどのような内容だったのでしょうか?
舞台「ハリー・ポッター呪いの子」のオーディション内容は?
では、実際に「ハリー・ポッター呪いの子」オーディションはどんな内容だったのでしょうか?
デルフィー役に合格した、宝意紗友莉さんがオーディションの時の様子を後に語っていましたので一部、その内容をご紹介したいと思います。
オーディションには、まず複数回にわたる「映像オーディション」があり、次に海外から来日したスタッフと対面オーディションがあるとのこと。
対面オーディションでは、演技力とムーブメントと体力審査の3つがあったそうです。
- 対面オーデイション:「デルフィーを演じようとするのではなく、あなたの演技を見せてください」との注文があった。
- ムーブメントと体力審査:今までミュージカルではダンスの審査はあったものの、かなり大変だった。
実際に、稽古場では毎朝必ず全体でウォーミングアップや筋トレの時間があり、この舞台では何よりも体力が重要視されていると宝意紗友莉さんは感じていたといいます。
舞台ハリー・ポッター呪いの子|向井理のハリーがデビュー(2022年8月18日)
数々の難関オーディションを受けて手にしたハリー役。
そんな向井理さんのデビューのは、2022年8月18日でした。
この日に観覧に行かれた方からは「ハリー、カッコ良すぎる」「知的なハリー」といった声がありました。
また、向井理さんご自身もさぞかしこの日を待ち侘びていたことでしょう。
ロングラン公演が決定しましたので(現在は2022年5月までのチケット発売中)、お身体には気をつけて頑張っていただきたいですね。
では、実際に向井理さん演じるハリーを観覧に行ってきた感想をレビューしたいと思います。
舞台ハリー・ポッター呪いの子|向井理ハリーの感想は?
では、実際に舞台「ハリー・ポッター呪いの子」において、向井理さんの回、向井理さんに注力した感想をレビューしたいと思います。
(ネタバレにならないような感想にさせていただいております)
実は、私自身、ハリーポッターのストーリーをあまり理解していなくて「タイムターナー」も知らなかったのです。
ですが、事前に公式サイトのストーリーをしっかり読んでから観覧に向かいました。
まず座席は2Fの前から3列目の若干、中央から右よりの席でした。会場全体が見渡せますし、舞台構成もしっかり見えました。
役者さんのお顔は見えませんのでオペラグラスは必要です。
そして、肝心の向井理さんの演技ですが、
声がとてもきれいな方で通りやすく2F席でも、一語一語がしっかり届いてきます。
オペラグラスで見たところ、お顔やしぐさといった表現力も豊かでさすが役者だなと感じました。
さらに、メガネをかけていますので前述のお声にもありましたが、
向井理さんのハリーは「知的なハリー」
という印象を受けました。
また、舞台の演出もすごく迫力がとにかくすごい!です。
タイムリップするシーンでは本当にタイムスリップをしているように見えますし、舞台上では水を使うシーンもあります。
確かに観ているだけで、役者の方々の体力が消耗されていることが分かり、舞台装置を動かしている裏方さんの力も相当なものです。
もちろん、向井理さんの演技は素晴らしく感銘したのですが、そういう違った目線で観るのも舞台ならではだと感じました。
特に今回は2階席で観覧していたので、舞台全体の構成がよく分かりました。
こうして1つの作品をキャストはじめ皆で作り上げているという一体感が伝わってきた舞台です。
また、石丸幹二さんや藤原竜也さんの演技も気になります。
ロングランでされていますので、ぜひ他の方の演技も観覧したいと思いました。
さいごに
2022年6月16日から開演した舞台「ハリーポッター呪いの子」の向井理さんの回を観覧した感想をレビューさせていただきました。
いくつかのオーディションを乗り越え、獲得されてきた主役ハリーに向井理さん自身も相当な思い入れがあると感じた舞台です。
また、オーディションを受けていたことも恥ずかしながら驚きでしたが、演技力も相当に素晴らしいものでした。
向井理さんだけでなく、全ての出演者の作品にかける思いが伝わってきました。
1つの舞台が作品として成り立つには、キャストだけでなく裏方の方の努力、尽力があってこそ。
こうして、記事を書くことで改めて舞台のことを振り返ることができ、感動が蘇ってきています。
ロングランが決定しておりますので、もう一度劇場に足を運んでみたいと思います。
↓【体験談】舞台「ハリーポッター呪いの子」の会場(赤坂ACT)付近の楽しみ方は?