経済再生担当大臣を辞任した山際大志郎氏が、自民党の新型コロナ対策本部の本部長に就任したことが明らかになりました。
山際元大臣といえば、旧統一教会との接点が多く辞任を余儀なくされたばかりですが、わずかその4日後で就任。
この異例?とも言える人事はやはり岸田首相なのでしょうか。「もはや喜劇」とまで囁かれています。
なぜ、山際大志郎氏が経済再生担当大臣を辞任してすぐに就任されたのでしょうか?麻生氏や甘利氏が絡んでいる?とも。
詳しく見ていきたいと思います。
山際大志郎氏が自民党新型コロナ対策本部長に就任!
2022年11月2日、山際大志郎氏が自民党の新型コロナ対策本部長に就任したとの報道がありました。
旧統一教会との関係を批判され先月辞任した、山際・前経済再生担当大臣が、自民党の新型コロナ対策本部の本部長に就任し、ワクチン接種の推進などに取り組む考えを示しました。
政府の新型コロナ対策を担当していた山際・前経済再生担当大臣は、自民党の新型コロナ対策本部の本部長に就任し、2日の会合であいさつしました。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221102/k10013878011000.html
この報道を受け、4日前に経済再生担当大臣を辞任したばかりなのに「なぜ?」という声があがっています。中には「もはや喜劇!」といわれる議員の方も。
山際大志郎氏がなぜ新型コロナ対策本部長に?仰天人事は岸田首相が?
山際大志郎氏は、2022年10月24日に旧統一教会と多くの繋がりがあったとし、実質は更迭?ともいわれていました。
しかし、わずかその4日後の28日に自民党の新型コロナ対策本部長に就任したといわれています。
この異例?というより、仰天人事を下したのは岸田首相なのでしょうか。
党のコロナ本部長には28日付で就任。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2ec3b98b6ec7159c6f92c3db9efd0e543b4eec84
岸田政権で新型コロナ対策の司令塔を担った経験から起用されたとみられる
山際大志郎氏は、岸田政権において新型コロナ対策の司令塔を担った経験があるといいます。ですので、その経験をかわれて、今回選ばれたような印象です。
やはり、岸田首相は山際氏のことを少なからず頼りにしているのかもしれません。
ただ、統一教会との繋がりについてもまだまだ収束しておりませんし異例の人事ともいえますが、自民党には他に本部長をできる相応しい方がいないのかもしれません。
岸田首相からしたら、やむを得ずというところなのかもしれませんが、他の議員をはじめ国民からの反感をかうことは目に見えているはずではないでしょうか。
山際大志郎氏が新型コロナ対策本部長就任はもはや喜劇!の声も
山際大志郎元大臣が辞任後わずか4日で自民党新型コロナ対策本部長に就任したことが明らかになりました。
この報道を受け、現職の国会議員をはじめ国民の方の声をご紹介したいと思います。
まずは小沢一郎氏のツイートから。
もはや喜劇と仰っています。
他にも国民の方の声もご紹介していきたたいと思います。
旧統一教会問題がうやむやなまま大臣を辞任された山際大志郎氏ですが、自民党内での新型コロナ対策本部長ということですから、問題がないのかもしれません。
【岸田総理が言及】山際大志郎氏が新型コロナ対策本部長就任について
2022年11月4日、岸田首相が山際大志郎氏が新型コロナ対策本部長の就任人事について言及をしました。
岸田総理は衆議院・厚生労働委員会で、辞任した山際前経済再生担当大臣が自民党の新型コロナ対策本部長に就任した理由を問われ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/36a5ef4b52d156fdca81b8523b21c7d1a59e7efb
「自民党の人事において理由や内容について今この場で申し上げることは適切ではない」「いずれにせよその人物のこれまでの経歴や経験、そういったものを踏まえて総合的に判断してもらうものであると承知をしている」
と述べました。
あくまで「自民党内の人事」とし、衆議院厚生労働委員会の場で述べることではないとのこと。加えて、山際大志郎氏のこれまでの経歴や経験から「総合的に判断してもらうものであると承知している」と発言。
この発言についてミヤネ屋に出演していた伊藤ジャーナリストによると、麻生氏や甘利氏の意向が働いたのでは?といわれています。
岸田首相からしたら、麻生氏や甘利氏の意向を尊重したということなのでしょうか。
また、経済再生大臣を辞任の際の交換条件だった?という説もあります。
もし仮にそうだとすれば、総理大臣なのですからなぜそこで却下することができないのでしょう。岸田首相においては、このままではますます支持率が低下していくのではと思います。