2022年10月6日のスカイマーク便において、機長が私事ではありますが・・・と私的なサプライズアナウンスを行いました。
14年前に少年から会社に届いた1通の手紙「どうしたらパイロットになれますか?」という質問に、返事をだしたことからやりとりが続き、少年はエアラインに内定、アナウンスがあった便に搭乗していたのです。
機長のお名前は浅井さん。
今回はスカイマークの機長の粋なサプライズに至った経緯をはじめ、機長と少年の対面画像もご紹介したいと思います。
スカイマークの浅井機長の粋なアナウンスとは?
2022年10月6日(木)の仙台発〜神戸行きのスカイマーク便157便において、名古屋上空を通過する際に機長からアナウンスが入りました。
目的地までの飛行ルートなどを一通り説明し、「私事ですが」と断って話し始めたのは、14年前の少年との出会いでした。「どうしたらパイロットになれますか」という会社宛てのお便りに返事を書いたこと、手紙やメールのやり取りが長く続き、その後航空大学校に進んだこと。その彼が夢をかなえ、今この便に乗客として搭乗している、と。「これからは同じ職業の仲間です」。
機長の浅井さんは、14年前に少年から届いた1通の会社宛の手紙に返事を書いたといいます。そして、その後も手紙をはじめメールでのやりとりが続き、少年は夢を叶えるべく航空大学へ入学。
そして、エアラインに就職が内定、その少年が今回、浅井機長が操縦するスカイマーク157便に搭乗していていたのです。
事前に少年がスカイマーク157便に搭乗することを知った浅井機長は、自らその便の操縦を志願。
浅井機長は今回のサプライズについて、たくさんのお客様と少年の門出をお祝いしたかったと語っています。
「もちろん彼には内緒ですし、プチサプライズのつもりでした。だからこそ純粋に、たくさんのお客さまと彼の門出をお祝いしたいという気持ちが一番でした」と浅井さん。
「君が目指すべき場所、それは今私がいるコックピットです。早くここまでやって来い!待ってますよ!」
とても粋なサプライズに少年もさぞかし驚いたことでしょう。
アナウンスが終わると、客席からはエールと祝福の声、拍手が響き渡ったそうです。
そして、浅井機長と少年は初対面を果たしたのです。
【画像】スカイマークの浅井機長と少年が感動の対面
飛行機が神戸空港に着陸すると、浅井機長と少年は対面を果たします。14年ものやりとりが続いていましたが今回、初めての対面でした。
その時の画像がスカイマークの公式twitterに掲載されていましたので紹介させていただきます。
お2人とも素敵な笑顔ですね。
浅井機長と少年はこの初対面にがっちり握手をしたといいます。
浅井さんは神戸到着後、彼とがっちり握手しました。顔を見るのも声を聞くのも初めてなのに、これまで思いがこみ上げ不思議な気持ちとともに涙が止まらなかったそうです。「神様だけがこの物語を知っていたのかも知れません。これからは先輩後輩として大空を舞台に仲良くさせてもらいます」と話しています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e82d537c27f70af50ef2870eaa1e01d2bd4f200
そして、不思議と涙が止まらなかったとも。
これからは先輩後輩として良い間柄になりそうですね。
また、後輩となる少年について浅井機長は、これから訓練など大変な時期に差し掛かりますが、この157便で祝福された時のことを忘れることなく乗り越えてほしいとアドナイスもされていました。
近い将来、お2人が機長と副操縦士として搭乗する機会がやってくるかもしれませんね。
スカイマークの浅井機長の粋なアナウンスに泣ける、感動!の声
今回の報道を受けて、ネットでは「感動した」「泣ける」という声があります。ごく一部をご紹介させていただきたいと思います。
皆さんのツイートを見ていますと、スカイマークの社風が良いのかもしれません。素晴らしい人材育成に取り組まれているようにお見受けします。
今回の件でスカイマークの評判はかなりアップされたことでしょうし、私も利用したくなってしまいました。
さいごに
14年前の少年からの1通の手紙から始まった素敵なお話でした。
今回のお話からもスカイマークという会社の社風がとても素敵なのだろうなと感じました。お客様の声を大切にする、それが1人の少年の夢を叶えることにつながったのです。
決して夢をあきらめない少年も素晴らしいですし、浅井機長のサプライズも素敵でした。
きっと近い将来、お2人が機長と副操縦士として同じ便に乗る日が来ることでしょう。